きむら 敬 プロフィール
略歴
- 1974(昭和49)年東京都生まれ
- 1999(平成11)年東京大学法学部卒業、自治省(現総務省)入省
- 2012(平成24)年7月~2016(平成28)年5月熊本県庁(地震後の政府現地対策本部員含む)
- 2020(令和2)年10月~2024(令和6)年1月熊本県副知事
きむら敬の歩んだ道のり
1974〜
誕生~障がいを持って生まれる
昭和49年5月21日、東京都生まれ。
おなかの中で動き過ぎたか、へその緒に絡まって左手首から先を失う。
両親と祖母の愛情を受けてすくすく育つ。
1981〜
子供の頃から地方が大好き
昭和56年、小学校入学。
趣味は家族旅行での温泉めぐりとご当地牛乳キャップ集め。
この頃から全国津々浦々に興味津々の変わった子供。
衝撃を受けた温泉は小5で入った秋田の乳頭温泉。
兄弟~妹にかけっこで負ける
子供の頃から2歳年下の妹にかけっこで負けるほど運動神経が鈍い。
妹は兄を見て育ったからか、今は障がい児医療を専門とする小児科医になる。
1987〜
中学・高校時代
昭和62年、中高一貫の私立男子校に入学。
生徒会や気象観測部でのびのび学生生活を満喫。
しかし好きなことしか勉強せず大学不合格。
1994〜
東大で蒲島教授に出会う
平成6年、浪人生活を経て東京大学入学。
法学部3年生の時、蒲島郁夫教授が筑波大から東大にやってくる。
東大蒲島ゼミ第1期のゼミ長として蒲島教授を支える
国家公務員試験には不合格するも、ゼミを続け研究本を出版。翌年試験に合格し自治省(現総務省)内定。
蒲島教授から研究者の道を誘われるも先に内定が出ていたので断ってしまう。
1999〜
妻との出会い
平成11年、自治省(現総務省)入省し岡山県に赴任。
岡山にある日本酒蔵の紹介で高校教諭の妻と知り合い、3年後に結婚。
熊本県赴任に同行してくれて、今は県内の私立高校で教鞭を執っている。
2004〜
アイデアマンの本領発揮~最も小さな鳥取県で斬新な地方創生を実現
平成16年、鳥取県に赴任し人口50万人台の全国最少県で奮闘。
漫画家水木しげる先生の薫陶を受けマンガを活かした地域づくりや自然の中で育てる森の幼稚園、郵便局を活かした中山間地活性化などアイデアマンの本領発揮。
通常2〜3年の赴任が地元の声で足掛け8年間に及んだのは今も歴代最長。
2008〜
運命の熊本県赴任~知事になった蒲島教授とともに
平成20年、蒲島教授熊本県知事に当選。
鳥取県から8年ぶりに総務省に戻ってわずか11か月の平成24年7月、蒲島知事の誘いで運命の熊本県赴任。
2008〜
運命の熊本県赴任~知事になった蒲島教授とともに
平成20年、蒲島教授熊本県知事に当選。
鳥取県から8年ぶりに総務省に戻ってわずか11か月の平成24年7月、蒲島知事の誘いで運命の熊本県赴任。
熊本県での充実した日々
蒲島県政2期目を全力サポート。くまモンの世界展開など県政の発想転換を実現。
よく散歩した江津湖のほとりに捨てられていた猫を保護して飼うことに。
今、その愛猫(クサッチ)は義母の生き甲斐となって元気に暮らしている。
2016〜
熊本地震対応~熊本県と国の橋渡し役
4年間の充実した勤務の最後に襲った熊本地震。水前寺の公舎で地震を経験。
国への帰任を遅らせ、地震直後の初動対応に蒲島知事と共に不眠不休で当たる。
任期が切れた途中からは政府現地対策本部員として国の立場で熊本県を全面支援。
再度の熊本県赴任~球磨川豪雨対応を消防庁で指揮
平成28年6月から総務省に復帰し、熊本地震からの復旧復興支援策の策定に全力で取り組む。
令和2年7月豪雨。全国の消防ヘリや消防職員を被災地に派遣する「緊急消防援助隊」の総指揮者を再度不眠不休で担当。
国が出来る豪雨災害からの復興支援として、令和2年10月副知事として再度の熊本県赴任に至る。
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